旅行にはどれくらいの荷物を持っていきますか?
リュック、スポーツバッグ、キャリーバッグ……それに加えてサブバッグまで持っていきますか?
多すぎる荷物はただ重たいばかりか管理するのも大変です。あれも欲しいこれも欲しい、でも手に持てる量は限られています。
移動も大変になってきて、せっかくの旅行なのにフットワークも鈍ってしまいます。
今回は日本国内の旅行を想定した、荷造りのイロハを紹介していきます。
いつもの自分はどれだけの荷物を持っている?
お手軽かつ簡単な方法は、過去に旅行で持ち運んだグッズをすべて洗い出し、使わなかったものを削っていく方法です。
ホテルで常備されているのにも関わらず、シャンプーだったりリンスだったり、ドライヤーやカーラーが入っていませんか?
ドライヤーを一つ減らしただけでも随分と軽くなります。大量のタオル類も荷物を非常に圧迫します。一枚一枚はそんなに大した重さではありませんが、増えてくると重さと体積で鞄をどんどん埋め尽くしていきます。
アメニティのあるホテルを利用するならば、これらのグッズは思い切って除いてしまいましょう。かなり軽量化されるはずです。
「でもお化粧しなくっちゃ!」
大丈夫、思い切って省きましょう!
……というわけにも行かない人も、普段から化粧ポーチを整理し、精鋭のみを持っていくトレーニングを積みましょう。
ファンデーション、リップ、マスカラ、アイライナーそれぞれ1つずつを持っていくとすると筆箱1つ分で十分間に合います。あぶらとり紙はポケットティッシュで代用しましょう。
ポケットティッシュをいくつか持っていると何かと重宝します。
私の実際の例
「3泊4日だから洋服が多くて」
アクセサリーと着回しを駆使し、最低限を目指しましょう。
夏季3泊4日の場合の私の例を出します。
・下着2枚 ・キャミソール2枚 ・ワンピース1枚 ・トップス2枚 ・パンツ1枚 ・上着1枚 ・細身のおしゃれなサンダル1足 ・スニーカー1足 ・イヤリング、ネックレス各1本 ・薄手のハンカチ、ポケットティッシュ各2つ ・スポーツタオル1本 ・折り畳み傘 ・財布 ・地図 ・スマートフォン(充電器も) ・サニタリー&薬 少々
この時の持ち物はリュックサック1つでした。
夜にディナーがあったので、カジュアルにも使えるシンプルなデザインのワンピースを持っていっています。
町に出て散策する場合はワンピースにトップスを重ね着してカジュアルに、海や山にフィールドワークに行く場合はパンツで挑みます。
このときは夏季ということもあり、下着とキャミソールはその日のうちに洗濯して干しています。ハンガーにかけて扇風機を当てていれば一晩寝ている間に乾燥しています。
洗濯は手を洗う石鹸で十分落ちます。
タオルは速乾性のスイムタオルを使用すると、絞るだけでもかなり水気が飛んですぐ使えるのでオススメです。
不安を紛らわすだけの役割なら必要ない
もしも何かあったらときのために、念のために……を考え始めると荷物がいくらあっても、きっとまだ何かあるに違いないと思うでしょう。不必要な数の予備まで詰め込んでしまうかもしれません。
往々にして、もしかして~は当たりません。
荷造りをしているときに不安が募る場合はこう考えます。
「代用するか、現地調達すればいい」
よほど特殊なものでない限り、日本国内の旅行で調達に困るものは早々ありません。最悪の場合はこれで乗り切れますのでご安心を。
ポピュラーな反則技
それでもいっぱい荷物を持っていきたい、そんなあなたにポピュラーな反則技をご紹介します。
それは「宅配サービス」です。
手荷物はもちろん、お土産も宅配できてしまいます。
小学校・中学校の修学旅行も宅配を利用している学校は多くあります。
デメリットといえば荷解きが大変なくらいですから、活用してみてはいかがでしょうか。
持ち物を軽量化すればフットワークも軽くなる
クロークに荷物を預けられる場合はポシェットくらいにして観光を楽しみことが出来ますが、そうでない場合、リュックサックとキャリーバッグでは体の動きが全然違ってきます。
細い道も階段も難なくこなせられれば、旅行地での移動もたやすくなります。移動が簡単になればその分穴場や絶景も探しやすくなるので、ミニマルな荷造りを目指してみてはどうでしょうか。