手足口病で赤ちゃんが突然の授乳拒否!?小児科医お墨付きの対処法

Bhakti2 / Pixabay

筆者には生後4か月の子供がいます。

いつもよりおでこが熱いなーと思っていたら、突然の授乳拒否!

手足を見たら、今までなかった湿疹が……

もしかしたら手足口病かもしれません。

母乳やミルクを飲んでもらわないと脱水症状で一大事!

そんなときに私が行った、小児科医お墨付きの対処を紹介します。

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どんな症状?

手足口病とは、7月にピークを迎える夏風邪の一種です。

手全体から腕にかけて、脚全体(足の裏も含む)、口の中(喉も含む)や口の周り、おしり周りに赤い発疹がでます。嘔吐や下痢が起き、よだれも増えます。

同時に発熱を伴うこともあります。

くしゃみなどの飛沫感染や、便やよだれ、鼻水の接触感染から来るウイルスが原因です。

私の子供の場合

朝方、まず発熱に気が付きました。体温を測ってみると39℃。

そのときはまだ機嫌が良かったので様子を見ることにしました。

夜になり、赤ちゃんの機嫌がなんだか悪い……お腹が空いたのかと思い授乳してみると、乳首を加えて一瞬吸ったら、ものすごく暴れてしまいました。

ん?位置が悪かった?

もう一度吸わせようとすると大泣き!!

発熱以外の異変を感じて体全体を調べると、手と脚とお尻に赤いブツブツをたくさん発見。

小児科で診察を受けると、典型的な手足口病の症状でした。

授乳拒否の原因は、喉の奥にできた発疹が痛かったため、いつも通りの飲み方では母乳が飲めなかったのです。

あまりにもはっきりと分かりやすい見た目すぎて、小児科医から

「皆見ときや~、これが手足口病の典型症状やで!この子ホンマ教科書みたいやな^^」とスタッフに説明するくらいでした(笑)

治療方法は?

なんと「なし」

ワクチンもなく自然治癒力を頼ります。安静にすることが一番大事な治療となります。

ただし、脱水症状を起こしてぐったりした場合は点滴が必要になります。

また、合併症を引き起こした場合はその治療が必要なので、速やかに医療機関を受診する必要があります。

脱水症状に注意

赤ちゃんがおっぱいや哺乳瓶に吸い付くと「ブシャー!」とミルクが勢いよく出て、しっかりゴックンします。

しかし、口の中に発疹ができた場合、発疹の場所が痛くていつも通りに母乳やミルクを飲むことができなくなります。

こうなると脱水症状が心配になります。何時間経ってもおしっこをしていなければ、水分が足りていない証拠です。

しかし、一度にたくさん飲まなくても、ちょっとずつ小分けにして回数を多めに飲んでいれば脱水症状は防げます。

授乳を拒否するときの水分補給法

小分けにしてちょびちょびと与える方法を取ります。

スポイトで与えるのもいい方法です。スポイトを持っていない人はティースプーンで行う下記の方法を行うとよいでしょう。

  1. 器に搾乳する。またはミルクを作る。
  2. ティースプーンを用意する。
  3. 片手で授乳できる場所に器とティースプーンをセッティングする。
  4. 赤ちゃんの首元にふきん、もしくはよだれかけを装着する。
  5. 片手で赤ちゃんを縦抱きする。
  6. もう片方の手でスプーンを持ち、ティースプーンの半分ほどミルクを取る。
  7. 赤ちゃんの唇に持っていく。上唇にティースプーンの先が触れるくらいでよい。
  8. ミルクが唇にギリギリ触れるようにする。(口の中に無理やり流し込んだりしないこと)
  9. 赤ちゃんがチパチパと吸うのを待つ。
  10. 飲み終わったら6~9を繰り返す。赤ちゃんが自分で飲むのをやめるまで行う。

赤ちゃんに声掛けしながらやると上手くいきやすいかもしれません。

私の子の場合は「お乳欲しい人~?」と声掛けすると、口が素早く飲む体制を取っていました(笑)

手伝ってくれる人がいれば、その人に赤ちゃんを縦抱っこしてもらうと自分の両手が空くのでやりやすくなります。

一人で行う場合は片手で赤ちゃんを縦抱っこすることになりますが、このとき赤ちゃんの手に気を付けてください。

口の前に手を持って行ったり、スプーンを手で払おうとする、または柄を掴みにきます。

大事なポイントは“気長にやること”

赤ちゃんはスプーンであっても乳首と同じように唇と舌でお乳を飲むので、スプーン山盛りだと舌に押し出されてほとんどこぼれてしまいます。

喉の痛みを抑えるために少しずつ与えるのが目的なので、時間も長く掛かります。

早く飲ませたいと焦って、口の中に流し込んだりしないようにしましょう。嫌がったりむせることがあります。

ミルクがこぼれたって気にせず、声を掛けながらゆっくりあげましょう。

この考え方は他に応用できます

上記のことから、赤ちゃんは哺乳瓶以外にもミルクが飲めるということがわかります。

口が痛いときは本当に少しずつ飲まなければいけないのでスプーンで授乳しましたが、縁の薄いカップでもスプーンと同じ要領で、ミルクを口元にギリギリ持っていけばミルクを飲ませることができます。

これをカップフィーディングといいます。

母親に何らかのトラブルがあり直接母乳を吸わせることができない場合や、哺乳瓶が使えない場合、乳頭混乱(母の乳首と哺乳瓶の乳首で赤ちゃんが混乱して上手く飲めなくなること)を防ぎたい場合に応用することができます。

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