星野リゾート ウトコ オーベルジュ&スパに泊まる
日本でも有数のリゾートホテルである星野リゾートへ一人旅に行ってきました。
ホームページや雑誌ではイマイチ伝わらない様子などをまとめてみました。
高知空港からの送迎バスあり
高知空港、もしくは安芸駅からの送迎バスがあります。高知空港からホテルまでは約2時間バスに乗りますが、途中で休憩が入るので楽に過ごせる上、運転手さんから室戸のガイドが受けられます。観光も楽しめて退屈せずに済みますよ。
阪神タイガースのキャンプ地など、地元の人しか知らない詳しい情報も教えてくれるかもしれません。
オーベルジュとは
オーベルジュとは宿泊施設を備えたレストランのことで、星野リゾート ウトコでは食事に力を入れています。
宿泊一日目は、高知県名産の鰹と柚子をアレンジしたフレンチイタリアンが夕食、翌日の朝食は柚子づくしの洋食になります。
実際の食事内容
夕食はフルコースで、一品ずつ出されていきますが最初から最後までかなりのボリュームになります。
前菜は高知の郷土料理「皿鉢料理」のスタイルで鰹の色んな部位を味わうことが出来ます。
普段鰹のたたきくらいしか目にする機会がありませんでしたが、ちちこ(心臓)・腸・血合い・はらんぼ(とろにあたる部分)を味わいました。
ちちこはこりこりと食感が楽しめ、はらんぼは食べなれた鰹の身より濃い味わいが楽しめます。腸と血合いは少しクセのある味なので好みが分かれるかもしれません。
その他、肉料理・魚料理も鰹が多く使われています。まさかのデザートも鰹があしらわれています。
朝食は、洋食の朝ごはんというには少しイメージが異なりました。
まず三種類のジュースから始まり、ヨーグルト、サラダ、ミネストローネと液体が多めです。
また、蒸し野菜、オムレツ、シーフードソーセージに、ワッフルが付いてきます。
ワッフルはお代わり自由となっています。
柚子づくしと銘打っているため、すべてのメニューが柚子の味です。柚子好きなら大満足でしょうが、私には非常にキツかった。味はいいけど全部柚子味はしんどい(笑)
せめてプレーンなパンとバターだけでも欲しかった……
2泊目の夕食は違うメニューで構成され、鰹以外の海鮮を使用したイタリアンのフルコースとなっています。
翌日の朝食はボリューミーな和食でした。あっさりしているのですんなり完食しました。
実は前日にフロントに相談したくらい朝食が心配だったのですが、杞憂に終わってよかったです。
スパとは
スパと書かれていますがお風呂は各部屋についているお風呂のみで、エステと海洋深層水のプールが主です。
エステは受けなかったので不明ですが、プールはリラクゼーションを目的に構成されており、プールサイドにはドリンクや雑誌が完備され優雅に過ごせました。夜は間接照明に照らされた静かな空間となり、のんびりするには最適です。
ホテルで過ごすためのサービスが充実
早朝のヨガ講習(要予約)だったり、図書室ではお茶とお菓子が自由だったりと、ホテル内で過ごすためのサービスが充実しています。
困ったことがあればスタッフに相談すると親切に対応してくれます。海で服が濡れたので洗濯できるところが近くにないかと尋ねたときは、車でコインランドリーまで案内しようとしてくれ(なんか悪い気がしたのでお断りした)驚きのサービス精神でした。
室戸岬の散策で適当な靴が欲しいときもレンタルができるので、うっかりハイヒールを履いて来ても安心です。
観光のための拠点というよりも、室戸でのんびり過ごすのに向いているホテルではないかと思います。