地震の前兆は真っ赤なウソ!彩雲とは?

2017年10月7日(土)に静岡県富士市の空に、虹色に輝く雲が見られました。

これは彩雲と呼ばれる現象です。

一説には地震の前兆とも言われており、不安を感じる人もいると思います。

しかし彩雲に対して不安に思う必要はなく、よく見られる自然現象です。

今回は彩雲とは何か、地震の前兆との因果関係を紹介します。

彩雲とは?

「彩雲」は「さいうん」と読みます。

太陽の光が雲を通るときに、雲の水滴の影響で様々な色に分かれて見える現象のことです。

虹色がまだらな感じに見え、とても輝いて見えます。

環水平アークと間違えやすいですが、環水平アークは虹を見え方が同じで色がきっぱり分かれていますが、彩雲は虹色がまだらです。

これが環水平アーク。

これは彩雲。

原理は?

上記ではものすごく簡単に説明しました。

もう少し解説すると、太陽光の「回折」「分光」いう現象が起こっています。

(ダシャレじゃないよ!)

回折(かいせつ)は光が障害物の背後などに回り込むこと。

分光(ぶんこう)は光の中に含まれている色が分かれること。

雲には水滴が含まれています。そこに太陽の光が当たり回折と分光を起こします。

それが彩雲として現れます。

地震の予兆は嘘

“地震雲”、“自身の前兆”と言われることがありますが、科学的根拠はありません。

ただでさえ地震予知は難しく、これまで様々な研究がされていますが今でも有力な手法は確立されていません。

彩雲自体はよく見られる自然現象で、珍しいものではありませんのでむやみに心配する必要はありません。

実は吉兆とされている

彩雲はその美しい様子から、瑞相(ずいそう)の一つとされています。

瑞相とは仏教用語でおめでたい出来事の前触れという意味です。

仏教では極楽浄土から阿弥陀如来が五色の雲に乗って、菩薩と一緒にやってくる図があることから、重要なものとして見られてきました。

見られたらラッキー!

「なんかええことあるんかな~♪」と気分が良くなりそうです!

どのタイミングで見れるのか

巻積雲(うろこ雲)や高積雲(ひつじ雲)など、天気が不安定で雨が近いときに見やすいです。

また日本では秋にうろこ雲がよく見られますのでチャンスです。

そんなに珍しい現象ではないので、ふと空を見上げてみると見られるかもしれません。

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