市川猿之助氏が解放骨折!すっぽんに巻き込まれ……代役は尾上右近氏に

歌舞伎役者の市川猿之助さんが上演中に事故に遭い、病院に搬送されました。原因は舞台装置に衣装が巻き込まれたことによるもので、左腕を骨折したというものです。

複雑骨折は分かりますが、解放骨折はなかなか聞きませんね。

骨折にも様々な種類があります。解放骨折がどんなものか見てみましょう。

事故の経緯

2017年10月9日にスーパー歌舞伎「ワンピース」を上演中、カーテンコールのときにすっぽんという舞台装置で舞台下に降りる際に衣装が巻き込まれてしまいました。

そのときに左腕を解放骨折ということは、すごい力で引きずり込まれたのかもしれません……

想像したらウワーっとなります。

ケガは重症ですが、意識はあるということなので一安心です。

10日以降の公演は配役を変更して上演を行うと発表があり、市川猿之助さんの代役は尾上右近さんになります。

eplus.jpより引用

平成29年10月6日(金)初日~11月25日(土)千穐楽までの代役は下記の通りです。

ルフィ/ハンコック:尾上右近

サディちゃん:坂東新悟

マルコ:中村隼人

尾上右近さんはワンピースのルフィ役を演じたこともあるので、市川猿之助さんも安心して任されられますね!

すっぽんとは

舞台の花道に昇降装置として設置されているものを「すっぽん」といいます。

大人一人が乗れるほどのサイズで長方形の形をしています。

昔は人力でしたが、今は電動で昇降します。

歌舞伎の世界では、すっぽんを使用するのは人間以外の役、つまり妖怪変化や忍術使いの役が使うものであるという決まり事があります。

ワンピースの演目では、ルフィ役を市川猿之助さんが行っていました。

上の写真も、市川猿之助さんの足元をよく見るとすっぽんに乗っています。悪魔の実を食べてゴムの能力を手に入れたため、すっぽんに乗ったということですね。

解放骨折とは

標準整形外科学のテキストによると

「皮膚や軟部組織に創が存在し、骨折部と外界が直接交通するもの」とあります。

つまり、折れた骨が体の外に出てきた状態のことです。

nurseful.jpより引用

傷口の大きさや骨折の状態によって五段階に分類されます。

(全段階を乗っけると相当グロいのでやめておきます……)

この骨折の場合、傷口が露出し、骨も外に出てきているので菌などが感染する危険があります。

また、傷による大量出血の危険があるので、清潔な布で圧迫し止血することが必要となります。

こんなにある骨折の種類!

骨折にはめちゃくちゃ種類があります。

ここでは分かりやすい例をいくつか紹介します。

単純骨折

ぽきっと折れる普通の骨折です。

一本の骨が二つに割れることを言います。

複雑骨折

解放骨折と同じ意味です。

折れた骨が体の外に出てきた状態のことなのですが、「複雑」の言葉のせいで、「複雑に骨折すること」と勘違いされるので、あまり使われなくなりました。

ですから今回の事故も複雑骨折といえるのですが、解放骨折と報道されました。

粉砕骨折

骨が砕けてバッキバキになり、骨の破片が多く存在するものを粉砕骨折といいます。

単純骨折と違って、骨がバラバラなので治りにくい状態です。

コーレス骨折

マニアックな名前の骨折です。

実はよくある骨折で、こけたときに手を床についたときに起こる橈骨の骨折です。

こんな感じ↓

honzawa.bizより引用

こけて受け身を取ることは誰にでも起こりうるので、誰でもなりうる骨折とのことですが、

「受け身取らなケガする、受け身取ってもケガする……じゃあ、こけたときどうしたらええんや?!」

と専門家に聞いたところ

「頭打って脳挫傷するよりずっとマシや!」

だそうです。

ごもっとも!

市川猿之助さんの今後

意識はある状態ですが、骨折の具合によっては復帰が遅くなるかもしれません。

決して無理はせず、しっかり療養してまた舞台でお目にかかる日を待っています!

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